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紅い月を見上げながら囁く詩 読書








今回の直木賞は… 

ゼミ室にあるPCを4年生が使ったまま放置してあったので、
ちょっと中を覗き込んでみると、ウィキペディアが開いていました。
内容は直木三十五賞(直木賞)について。
そういえば、丁度今日発表だなと思い、先ほどニュースを検索してみました。

「第138回芥川賞は川上未映子氏、直木賞は桜庭一樹氏」(マイコミジャーナル)

作品は
私の男
私の男
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桜庭 一樹
文藝春秋 (2007/10)
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すごい!
あの荒廃した(反社会的な)独特の世界を描く、桜庭氏が直木賞を受賞するとは!
実際、何作か読んでみると分かりますが、氏の作品は人間味が強すぎて
読む者の何かを揺り起こさせる魅力がある一方、
やはり、描く世界観から読む人を選ぶ性質があるのも否定できません。
事実、

桜庭一樹氏「私の男」の受賞理由について、「近親相姦という反社会的なテーマや、小説としてのリアリティや整合性が批評の対象にもなったが、それを押さえ込む神話性があった。作家としての比類なき存在感を選考委員が感じてしまった」と語った。

というように、選定においても物議を醸し出したようですし。

なんにせよ、自分の好きな作家さんが大きな賞を受賞することは
読者として大変嬉しいことです。
この受賞作品である「私の男」はまだ読んでいませんが、早く読んでみたくなりましたね。
以下に私のお気に入りの作品を挙げておきます。


少女には向かない職業 (創元推理文庫 M さ 5-1)
桜庭 一樹
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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)
桜庭 一樹 むー
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赤朽葉家の伝説
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桜庭 一樹
東京創元社 (2006/12/28)
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私も、そろそろ読書がしたいところです。

[ 2008/01/17 02:31 ] 読書 | TB(0) | CM(0)

煉獄の炎の中で紡がれる希望 

IMGP3529

てなわけで、Fate/Zero最終巻読みました。

ニトロプラスの虚淵玄の手によって描かれた、第四次聖杯戦争。
去年の冬コミで1巻が発売されてから丁度1年。
ついに完結―というか始まりです。
400ページ超という中に、最初にして最悪の悲劇のすべてと
最初の小さな希望との出会いが描かれています。


3巻終了時点で、現存しているサーヴァントは
セイバー、アーチャー、ライダーの三王とバーサーカーの四体。
意外にも雁夜くんのバーサーカーが残っていますが、
実質的には三王のぶつかり合い…だと思っていたんですがね。
ちょっと意外な方向で話が進んでいきました。
最終局面がセイバーVSアーチャーになることはstay nightの内容から
皆わかっていることでしたが、思わぬ展開での開幕でしたね。
今回最も意外だったのは、ライダーの倒れ方でした。
あれだけの規格外宝具を所持しながら、ああも簡単に敗れるとは。
ただ、一つ言える事は、最後までイスカンダルは熱かったということです。
いえ、イスカンダルだけではなく、ウェイバーも相当に熱かったです。
このFate/Zeroは彼の成長物語の一面を持っていたのは確かですね。

戦いで熱かったのは、サーヴァント戦よりも切継vs綺礼。
サーヴァント顔負けの反則技で常人ならぬ戦闘を繰り返す二人。
刻一刻と聖杯が起動し、この世すべての悪が現世に漏れ出していく中
切継の奥の手も通用しない、綺礼の即死の一撃が必殺にならないなど
冷静沈着な二人にとっても呆気にとられる場面の多い
そんな二人の戦いの決着は思わぬ形でついてしまう。
この命の呆気なさこそが、Fate/Zeroの一つの要素でしょう。

しかし、なんだかんだでこのFate/Zero最大の魅力は
『果てしない絶望』にこそあるのだと思います。
希望の道筋をアイリに示された直後に殺された舞弥。
最後まで桜を思い、助け出しに行った先で力尽きた挙句、
結局何の意味も桜に理解してもらえなかった雁夜。
夫を幼馴染に殺害され(たと思い込み)、挙句自身も襲われ
自我を完全に失ってしまった葵。
バーサーカーやアーチャーに心身ともにボロボロにされ、
やっと目の前にした聖杯をマスターの令呪により、自ら破壊したセイバー。
聖杯の真の姿を知り、自らの理想の究極系に絶望し、
結果的に妻と娘を失い、自らの命をも失った切継。
ライダー陣営以外は、狂気か絶望のどちらかに堕ちていますね。

最後に士郎との出会い、そして思想の受け継ぎが無ければ
本当に救いのない物語になってしまっていたでしょう。
まさに、Fate/stay nightにおける士郎の活躍-救いが前提にあるからこそ
その前にある、あった絶望として描くことの出来た作品だと思います。
こんな形のバッドエンドは初めて見ましたが
悪い意味でのバッドエンド特有の後味の悪さというのがありませんでした。
ちょっとセイバーの活躍が少なかった気もしますが、
切継主体の物語という側面から見る限り、とても奥深い作品です。

IMGP3532

特典でついてきたFate/Zero 全巻収納Box

[ 2008/01/04 02:35 ] 読書 | TB(0) | CM(0)

触発されるべき方向 

助手の方から一冊の本を借りました。




来年度留学するので、参考につもりで購入したらしいですが
これは現在大学で研究を行っている人にも非常に面白いです。

研究とは自分にとって何なのか。
自分の時間はどのように構成されているのか。
今何を行い、最終的にどのような形でアウトプットしなければならないのか。
そして目の前にある研究だけではなく、長期的に何を見据えるべきなのか。

それらを実に詳しく、わかりやすく、それでいて楽しく書かれていました。
私は研究を始めてもうすぐ3年目になりますが、
ただがむしゃらに走り続けていたこれまでを見直し
一度体勢を整えてみるのも悪くないと思いましたね。


たまにこういう本を読むと、非常にやる気が出ます。
いつか自分もどんな形でもいいから本を書いて
思っていることを他の人に伝えてみたいですね。


さあ、論文書こう!
[ 2007/01/23 21:52 ] 読書 | TB(0) | CM(0)

出発前にやること? 

なんとなく今更ながらにBooklogへのリンクを作成しました。

タイトルは「紅い月に照らされる書庫」。

基本的に、持ってるライトノベルしか登録していません。
一般小説や漫画なんて登録し始めた日には、1000冊を超えかねないもので。
(多分、純粋にライトノベルだけでも3、400冊はいきそうだけど)

そのうちこっちにも簡潔なレビュー書けるといいなぁ…

さて、そろそろ寝て明日の出発に備えよう!

[ 2006/11/28 00:14 ] 読書 | TB(0) | CM(1)

「フェスティバル上等。」 

修羅場中なのにもかかわらず、読んでしまった今月の新作!





夏休みが終わって、舞台は学園祭に!
突然記憶を失った鉄平たちの前に現れた殺し屋。
槍ヶ岳の救援もなく、圧倒的不利な状況下で戦わなければならない鉄平たち。
そして、予想外のラストを迎える「上等。」シリーズの新作です!
[ 2006/11/24 00:36 ] 読書 | TB(1) | CM(0)

「半分の月がのぼる空」 

さて、今月は忙しいので過去に読んだ作品のレビューを
ちょくちょくと溜めていくことにしたいと思います。

まずはこの作品のレビューを完成させることにします。


半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon
橋本 紡
メディアワークス
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A型肝炎で入院することになった普通の高校二年生、戎崎裕一。
生まれつき心臓に病を負い病院で生きてきた、裕一と同い年の少女、秋葉里香。

病院で出会い、ただただ極普通に未来を生きていくために、極普通に今を生きている、普通の少年少女を描いた名作の第一巻!
[ 2006/11/05 23:35 ] 読書 | TB(0) | CM(0)

「タバサの冒険 ゼロの使い魔外伝」 

やっと読めました…
発売日にすぐ読める環境にあった4年前が懐かしい……


タバサの冒険—ゼロの使い魔外伝
ヤマグチ ノボル
メディアファクトリー



人気キャラ、タバサに焦点を当てた初の外伝。
ガリアで「騎士」を務めるタバサの任務遂行が描かれている。
ガリア王に敵対視されているタバサに課せられる任務が、普通の任務な訳も無く…
[ 2006/10/30 23:28 ] 読書 | TB(0) | CM(0)